江陵統一公園(カンヌン・トンイル・ゴンウォン)は安仁港(アンインハン)と燈明海水浴場(トゥンミョン・ヘスヨクチャン)の間に位置している。1996年に起きた江陵無武装共匪(スパイ)浸透事件をきっかけに、国民の安保意識を向上させる目的で造成された場所であり、統一安保展示館、艦艇展示館に分けられており、江陵(カンヌン)の安保教育の場としての役割を果たしている。東海の海を眺めながら山登りができる安保登山路や江陵の様々な名所に隣接している。

江原道江陵市江東面安仁津里にある江陵統一公園は2001年9月26日にオープンしている。この公園は1996年9月18日、江陵の海岸に北朝鮮の武装潜水艦が浸透した事件をきっかけに、国民の統一に対する念願や安保意識を高める目的で造成されたという。 この地域は軍事作戦地域であり、午後6時からは通行禁止となっている。 建物は、統一安保展示館、艦艇展示館に分けられているが、少し距離が離れているので車で移動したほうがいい。

青い東海の秀麗な景観と日の出などの見所がある、江陵の統一公園は、統一・安保教育の場として中心的な役割を果たしている。内部には国難克服史、韓国戦争、スパイ浸透装備、離散家族の再会、統一環境の変化などに関する展示施設や、影像室、情報検索コーナーなどが設けられている。外の展示場には韓国空軍の退役航空機や大統領専用機、戦車、装甲車、大砲など、各種の戦闘装備が展示されている。大統領専用機は中に入ってみることができるので、是非とも観覧することをお勧めしたい。